映画『トップガン マーヴェリック』の大ヒットぶりが巷で話題となっているなか、特にFMフレンドリーな80年代を中心とする往年の洋楽ヒット曲がこぞってオンエアを急伸。突如チャートインする名曲が多数みられた。
その『トップガン』関連では引き続きレディー・ガガ「ホールド・マイ・ハンド」(9位→12位)の大量オンエアが続くなか、ケニー・ロギンス「デンジャー・ゾーン」(32位→38位)、ベルリン「愛は吐息のように」(171位→146位)が大健闘。これに感化されてか、同じ80年代を代表する映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』から主題歌のヒューイ・ルイス&ザ・ニュース「パワー・オブ・ラブ」(-位→184位)が突如急伸した。
さらに映像作品関連では、Netflixのドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で効果的に使用され再注目されているケイト・ブッシュ「神秘の丘」(171位→98位)が上昇。ドキュメンタリー映画が公開中のa~ha「テイク・オン・ミー」(-位→146位)もチャートに再登場している。
一方、レッド・ツェッペリン「ロックン・ロール」(-位→87位)、エルトン・ジョン「ユア・ソング」(-位→110位)、クイーン「ウィ・ウィル・ロック・ユー」(-位→122位)、プリンス「レッツ・ゴー・クレイジー」(-位→164位)といったお馴染みの名曲もいきなりのチャートイン。それぞれ発掘音源などが話題となり代表曲が注目されたのだろう。
梅雨時期に欠かせないジュディ・ガーランド「虹の彼方に」(-位→164位)、B.J.トーマス「雨にぬれても」(-位→184位)なども今週のチャートに登場した。
また、ボン・ジョヴィのオリジナルメンバーだったアレック・ジョン・サッチが6月5日に亡くなったことを受け、「リビン・オン・ア・プレイヤー」(-位→164位)が再登場。同氏の参加はないがこちらも代表曲のひとつ「イッツ・マイ・ライフ」(-位→164位)も急伸している。
なお、7月15日に日本公開される映画『ミニオンズ フィーバー』でも往年の名曲が使用されるが、同サウンドトラックから先行解禁されているダイアナ・ロス、テーム・インパラ「ターン・アップ・ザ・サンシャイン」(36位→25位)がジワジワと順位を上げ今週で3週目のチャートイン。こちらのチャートアクションにも今後注目したい。
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