2022年5月25日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2022年5月16日~5月22日 プランテック調べ)では、BE:FIRST「Bye-Good-Bye」が1位を獲得した。
5月18日にリリースされた2ndシングルタイトル曲の同曲は、TV情報番組『ZIP!』内の朝ドラマ『サヨウナラのその前に Fantastic 31 Days』主題歌として放送されていた3月に配信リリースされ、当時3/7~3/13チャートで1位に初登場、その翌週も1位を獲得していた。そしてシングルリリースを迎えた今週、再びオンエアが伸長し前週74位から急上昇、3度目の首位となった。
リクエストも多数寄せられるなか、今週は87.1%と広範囲ステーションでのオンエアを獲得。また、4月25日の配信リリースから大量オンエアをキープしている「Betrayal Game」(67位→72位)も同時チャートインするなど、シングルリリースに際し再び広く注目されたかっこうだ。
2位は米津 玄師「M八七」が前週9位から上昇した。映画『シン・ウルトラマン』主題歌として話題の同曲は、5月13日の配信リリースに合わせ、オンエアが開始された前週にチャートデビュー。今週18日のシングルリリースとともにオンエアは更に広がり、調査対象となる全ステーションで少なくとも2回以上のオンエアを獲得しつつ、リクエストもダントツの最多数を集めるなど、他を圧倒するさすがの注目度だった。
なお、「M八七」のオンエア総数はかなりの回数であり、通常週であればダントツ首位となるところだが、今週はBE:FIRSTが更にそれを上回ったかっこうだ。いずれのセールスも絶好調の様相を見せており、(後述の3位含め)広範囲にわたるラジオオンエアの訴求効果を裏付けるものとなった。
3位にはチェインスモーカーズ「アイ・ラヴ・ユー」が前週79位から急浮上した。5月13日リリースのニューアルバム『ソー・ファー・ソー・グッド』からの同曲は、前週、リリース同日のオンエア解禁とともにJFL系列局を中心にオンエアがスタート。今週は調査対象となる全国FMステーションの95.5%でオンエアを獲得し、洋楽最多数となるリクエストも集めた。
また、この他「リップタイド」(33位→95位)、「アイパッド」(199位→108位)、「ハイ」(122位→128位)といったアルバムの冒頭3曲も前週に続いて多数オンエアを維持した。各番組のリコメンド曲が特に同3曲へ集中したものだが、魅力的な曲を前半に配すといった、ストリーミング時代におけるアルバム作りのポイントがラジオチャート上に呈したことも、余談ながら触きたい。
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