今週のチャートでは洋邦アーティストの新星／ビッグネーム達が入り乱れた混戦模様となり、TOP10入りを賭けては複数曲がわずか1回のオンエアを争う激戦となった。話題曲のリリースが多かったのがその要因だろう。以下にはいずれも多数のリクエストが寄せられたことからもその注目度の高さが窺える。
前週51位から4位へ急浮上したレディー・ガガ「ホールド・マイ・ハンド」は、映画『トップガン マーヴェリック』主題歌。前週の解禁からオンエアを伸ばし、洋楽ながら77.4％と多数局でのオンエアを獲得。3位のMr.Childrenに迫る勢いを見せた。また、同映画お馴染みのケニー・ロギンス「デンジャー・ゾーン」も今週88位へ急浮上している。
岡野 昭仁×井口 理「MELODY」は、ポルノグラフィティとKing Gnuの両シンガーによる話題のコラボ曲。5月9日の配信リリースタイミングでラジオ解禁されると一気にオンエアが急伸、7位初登場となった。
9位に初登場の米津 玄師「M八七」は映画『シン・ウルトラマン』主題歌。配信リリースおよびMVが公開された5月13日にラジオ解禁されると、今週最高値（あいみょんと同着）87.1％のステーションでオンエアされるに至った。シングルリリースを迎える次週のチャートアクションも期待できるだろう。
同じく9位初登場のカーリー・レイ・ジェプセン「ウエスタン・ウィンド」は、4月開催の【コーチェラ2022】で初披露された曲。5月6日の配信リリース後に徐々にオンエアを広げていき、今週TOP10デビューを飾った。
その他、リゾ「アバウト・ダム・タイム」(11位→12位）は順位こそ落としたもののオンエア数は微増、カーリーと同数71.0％という広い範囲でのオンエアを獲得。ジョー・ジョナス率いる米ポップ・ロック・バンド、DNCEの4年ぶりのニューシングル「ムーヴ」は19位に初登場。sumika「Simple」はリリース週ながらオンエアが伸び悩むも前週41位から21位へと浮上、多数リクエストを集めている点はさすがだ。
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