毎年音楽シーンが注目する【グラミー賞】授賞式が今年も現地時間4月3日に開催され、主要部門を中心とする受賞作品/アーティストのラジオオンエアが伸長した。なかでも、年間最優秀レコードおよび年間最優秀楽曲を受賞したシルク・ソニック「リーヴ・ザ・ドア・オープン」は、6位まで再浮上するなど大きく再注目された。
昨年3月第一週のオンエアチャートに初登場した同曲は、その後24週連続でチャートイン。その後は、こちらも今週72位にチャートインした「スケート」をはじめ、アルバムから随時解禁される最新曲にオンエアが置き換わりつつも人気を持続させ、今週までに計48週にわたりチャートインするという、洋楽ながら異例の超ロングヒットを記録中だ。ラジオとの相性が良いノスタルジックな曲であることも一因ながら、純粋に“良い曲”はいつの時代も広い国・世代で長く愛されるのだろう。今後も史上に残る名曲として定期的にオンエアされることと思われる。
なお、受賞作品からはこの他、最優秀新人賞ほか受賞のオリヴィア・ロドリゴ「ドライバーズ・ライセンス」(184位→19位)/「グッド・フォー・ユー」(-位→84位)、最多5部門受賞のジョン・バティステ「フリーダム」(139位→29位)/「アイ・ニード・ユー」(-位→78位)、最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオ/グループ)賞のドージャ・キャット「キス・ミー・モア feat. シザ」(-位→67位)がチャートイン。また、今年も受賞を逃したBTSも「Butter」(93位→17位)、「Dynamite」(-位→133位)が浮上するなど、相変わらずの影響力の高さを窺わせた。
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