サカナクション首位へ、eill多数パワープレイで2位、宇多田変わらずOA好調でTOP3死守

 2022年2月9日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2022年1月31日~2月6日 プランテック調べ)では、サカナクション「ショック!」が1位を獲得した。

 3月リリースのニューアルバム『アダプト』より1月26日に配信リリースされた同曲は、リリース週となった前週2位に初登場。今週さらにオンエア獲得ステーションは全体の93.5%へ拡大し、またリクエスト数も前週から30%以上増加するなど、さらなる波及が見られた。特に東名阪では主要となる各FMステーションで大量オンエアを獲得しているのも特筆点だろう。コンセプトアルバム2作で構成されるプロジェクトに向け、今後も継続的に盛り上がることが予想される。

 2位はeill「いけないbaby」が前週18位より浮上した。2月2日リリースのメジャー1stアルバム『PALETTE』よりリードトラックとなる同曲。デジタルシングルとしてのリリース日となった1月19日に先駆け、同17日に解禁されたオンエアは日に日に伸長。2月に入ってからはパワープレイに多数局で選出されていることもあわせ、リリース週となった今週、FM/AMともに全国範囲でのオンエアを獲得するに至った。リクエスト数も順調に伸びており、今後の推移に注目したい。

 3位は宇多田 ヒカル「BADモード」が前週1位からダウンした。1月19日に先行配信されたニューアルバム『BADモード』から表題曲となる同曲。リリースから3週目となりオンエアの(1回目の)ピークは過ぎるも、未だ全体の8割以上となる広範囲のステーションでオンエアを獲得している点はさすが。また、同アルバムからは前週に続く「Find Love」(67位→105位)、「君に夢中」(37位→185位)に加え、今週新たに「PINK BLOOD」(-位→127位)がチャートインするなど、アルバムへの注目度が依然として高いことが窺える。

 後発となるCD発売日の2月23日に向けて大量オンエアは続くことと推測されるが、果たして2回目のオンエアピークが訪れるのか注目したい。


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