BE:FIRSTが1位初登場、AI朝ドラ主題歌で2位、注目の新星・映秀。TOP3入り

 2021年11月10日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年11月1日~2021年11月7日 プランテック調べ)では、BE:FIRST「Gifted.」が1位を獲得した。

 SKY-HI設立によるBMSG主催オーディション“THE FIRST”発のダンス&ボーカルユニットが、11月3日にリリースした同曲。1日の先行配信と同時にラジオ解禁されると、全国各局がいっせいにオンエアを開始し、およそ94%のステーションでオンエアされるなど広く注目された。本作がデビューシングルとあって注目度はプレデビュー時を大きく上回り、多数のパワープレイ選出局を中心にFM/AM問わず広い範囲での大量オンエアを獲得しての初登場首位だ。

 なお、そのプレデビュー曲「Shining One」はリリース週8/16~8/22チャートで58位に初登場すると、その後、9/20~9/26チャートで4位まで浮上。以降もオンエアは続き、前週まで11週連続チャートインを果たしている。長期にわたり高い注目度を維持してきたことも本作の1位デビューに繋がった一因だろう。シングル収録の「Kick Start」(188位→127位)も今週、再びチャートインしている。

 2位はAI「アルデバラン」が前週75位から浮上した。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』主題歌として書き下ろされ、ドラマ放映開始と同じく11月1日にデジタルリリースされた同曲。ラジオでは早くも9月28日にオンエア解禁されると、9/27~10/3チャートで10位に初登場。その後もTOP200圏内にチャートインを続け、6週目を迎えた今週、リリース週もあって再び大きく急伸したかっこうだ。こちらも長期オンエアを獲得し続けるなか、リリースおよびドラマの放送開始を迎えると同時に多数のリクエストを集め始めている。

 3位は映秀。「脱せ」が前週104位から急上昇した。Spotify“RADAR:Early Noise 2021”にも選出された注目の次世代アーティストが、11月17日にリリースする2ndアルバム『第弐楽章 -青藍-』からのリード曲。10月20日の先行配信に先がけ、FM802『EVENING TAP』の5日放送内でラジオ初解禁されると、翌週よりJFL系列局を中心にオンエアが広がり10/18~10/24チャートで117位に初登場。11月に入ると月間パワープレイに多数局で選出されていることを受け、チャートイン3週目の今週、一気にオンエア数が急伸した。今月の大量オンエアでどこまで波及するか期待したい。


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