2021年10月6日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年9月27日~2021年10月3日 プランテック調べ)では、コールドプレイ X BTS「マイ・ユニバース」が1位を獲得した。
コールドプレイが10月15日にリリースするニューアルバム『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』から、BTSとのコラボによる話題の同曲。先行リリースされた9月24日にラジオ解禁されると、全国各地のFM局が一斉にオンエアを開始し前週20位に初登場。その後、各AM局へも広がると、今週は洋楽ながらオンエア獲得ステーション率9割越えの全国範囲でオンエアされた。
さすが世界的人気の両者によるコラボとあり、洋邦あわせて2番目に多いリクエストオンエアが確認された。当然BTSファンによるリクエストも多く、両アーティスト双方のファンへアピールしつつ支持を得られたかっこうだ。昨今、海外では盛んなコラボレーション効果が最大限に発揮されたと言えるだろう。アルバムセールスにもどの位影響を及ぼすか注目したい。
2位はSnow Man「EVOLUTION」が前週71位から大きく浮上した。9月29日リリースの1stアルバム『Snow Mania S1』からリードトラックとなる同曲。グローバルスタンダードなダンスナンバーとあり、比較的ジャニーズ系アーティストが強いAM局はもとより、FM各局からも全国範囲で支持を集め、オンエア獲得ステーション率はデビュー時と同等の8割越え。また、リリース週とあり積極的なコメントゲスト出演も奏功し、通常のリクエスト番組でのオンエアも獲得するなど広範囲へアピールし得たようだ。
3位はaiko「食べた愛」が先週1位からのダウン。9月29日リリースの両A面シングルからの同曲は、オンエア数は減少したもののリクエスト数は前週から更に3割増し、今週も最多となった。一方の「あたしたち」(58位→35位)はリリース週を迎えて再び伸長しており、両A面曲でオンエアを分け合いつつ同時に上位チャートインする結果となった。いずれにしてもステーションおよびリスナー双方から強力な支持を受けていることが、87%のオンエア獲得率およびリクエスト数から見て取れる。
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