2021年9月8日発表のラジオ・オンエアチャート（集計期間：2021年8月30日～2021年9月5日 プランテック調べ）では、ビッケブランカ「夢醒めSunset」が1位を獲得した。
9月1日リリースのアルバム『FATE』より、8月2日に先行配信リリースされたデジタルEP『BYE』リード曲となる同曲。配信リリースからさらに先行して7月28日放送のJ-WAVE『SONAR MUSIC』にて初オンエアされると、JFL系列局を中心にオンエアを獲得し始め、翌8月2日～8月8日チャートで44位に初登場。その後、27位→94位→43位→1位とアルバムリリースに向けオンエアを広げていった。
注目はリクエスト数の推移だ。ラジオリスナーに安定したファン層を確立しているだけあり、解禁と同時にリクエストが集まるとその後も安定数で推移し、リリース週を迎えた今週は倍増したかっこうだ。新曲のリリース毎にラジオ露出に積極的で、今週も番組へのゲスト出演が多数確認できている。アルバムセールスも好調の様子だ。
2位は桑田 佳祐「Soulコブラツイスト～魂の悶絶」が前週3位から上昇した。9月15日リリースのEP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』より先行配信シングル第3弾となる同曲。本人も出演するユニクロ「ジーンズ」TVCMソングとしても話題で、引き続き大量オンエアと安定したリクエスト数を維持している。自身の番組では同EPから「さすらいのRIDER」も解禁しており、リリースまでこちらのオンエア状況にも注目だ。
3位はブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク＆シルク・ソニック「スケート」が前週4位から再浮上した。回数こそ減ったものの引き続き全国広範囲でのオンエアを獲得しており、7月26日～8月1日チャートでの初登場以来、6週目を迎えてのTOP3返り咲きとなった。未だ根強い人気の前作「リーヴ・ザ・ドア・オープン」（洋楽部門63位）同様、こちらもラジオでのロングヒット曲と言えるだろう。夏が似合う今回の2ndシングルにかわり、次はどんな曲になるのか期待したい。
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