プリンスお蔵入りだった新曲、カミラ・カベロ、シルク・ソニック…洋楽話題曲が急上昇

 今週はプロモーション関連でのビッグタイトルのオンエアがそう多くなかったせいか、話題の洋楽曲や純粋に注目されている楽曲がチャート上位へ食い込む傾向にあった。

 前週75位から5位に急浮上したプリンス「ホット・サマー」は、お蔵入りとなっていた“幻のアルバム”『ウェルカム・2・アメリカ』からのリードシングル。先行配信された7月22日にラジオ解禁されるとJFL系列局を中心としたオンエアが次第に広がっていき、アルバムリリース週を迎えた今週、調査対象となるFM局の95%でオンエアを獲得する高い注目度となった。

 同じく、世界的な人気シンガーソングライター、カミラ・カベロの約1年半ぶりの新曲「ドント・ゴー・イェット」(-位→9位)や、前作「リーヴ・ザ・ドア・オープン」(-位→117位)が日本でもロングヒットしたブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク&シルク・ソニックの2ndシングル「スケート」(-位→27位)なども、洋楽ファン注目の新曲でオンエアが急伸した。

 また、弱冠21歳の英シンガーソングライター、メイジー・ピーターズによる「サイコ」(54位→14位)も急浮上した。エド・シーラン主催のレーベルと契約した新星で、同曲はそのエドとスティーヴ・マック(「Shape of You」の共作者)との共作曲とあり話題性十分。さっそく多数局で8月度のパワープレイに選出されており、次週以降さらにオンエアを伸ばしてくると思われる。


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