故B.J.トーマスさん関連3曲がチャートイン、山下達郎ら各パーソナリティが追悼

 現地時間5月29日に亡くなったB.J.トーマスさんを今週も各局・番組が追悼し、代表曲「雨にぬれても」が13位へと急浮上した他、「心にひびく愛の歌」(136位)、「ロックン・ロール・ララバイ」(194位)といった楽曲が圏内へチャートインした。

 6月6日放送の番組『山下達郎サンデー・ソングブック』では特集が組まれ、山下達郎がB.J.トーマス氏の計6曲を、各曲への思い入れや発表当時の状況、背景など詳しく解説しながら紹介した。10代の頃に興味があった米ソングライター、バリー・マン作曲の楽曲を探しているなかで出会い、同氏へ傾倒していったという山下達郎。その出会いのきっかけとなった「君を信じたい」から一番のフェイバリットだという「歓びのハレルヤ」に始まり、「ロックン・ロール・ララバイ」「スウィート・チェリー・ワイン」「心にひびく愛の歌」「ドント・ユー・ラヴ・ミー・エニモア」をオンエアした。

 山下達郎は1986年に自身のレギュラー番組『サウンドストリート』でもB.J.トーマス氏の特集を組んだことがあり、同番組での選曲とほぼ変わらない曲順での紹介に苦笑しつつ、「私にとってのサザンロックはオールマン(・ブラザーズ・バンド)でもレーナード・スキナードでもなく、クラシックス・フォーやB.J.トーマスでした。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と番組を締めくくった。名曲「雨にぬれても」のみならず、新たにB.J.トーマスの歌声に興味を持ったリスナーも多かったことだろう。


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