2021年3月3日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年2月22日~2021年2月28日 プランテック調べ)では、星野 源「創造」が2週連続1位を獲得した。
前週2月17日にリリースされた同曲は、今週さらにオンエアが急伸し調査対象全ステーションでのオンエアが確認された。回数して8割増し、下位と1.5倍以上となる大量オンエアを獲得しての圧勝だ。リクエスト数も前週を優に上回りダントツの最多。“スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソング”としての話題もさることながら、楽曲自体の確かな訴求が窺える結果となった。
2位はOfficial髭男dism「Universe」が前週7位から上昇した。2月24日にCD発売となり、リリース週を迎えてのオンエア倍増だ。1月9日にデジタル先行配信された同曲は、1月4日~1月10日チャートで1位に初登場後、3週連続首位を獲得し、その後も5位、5位、5位、12位、7位、2位と大量オンエアをキープ。今週、残念ながら星野 源に首位を譲ったものの、オンエア回数はデジタル先行時より増え、こちらも全ステーションでのオンエアを獲得している。ラジオ解禁以降、常に多数リクエストを集めつつ、ロングスパンのオンエアによりセールスも好調の様子だ。
3位は川崎 鷹也「サクラウサギ」が先週96位から急上昇した。2018年リリースの「魔法の絨毯」が昨夏より動画共有アプリTikTokなどで注目され始め、今春「#TikTok春ソング」プロジェクトの公式アンバサダーを務めている川崎 鷹也。“卒業”をテーマにした同シングルは1月15日の配信リリース後、週を追うごとにオンエアを伸ばしていき、2月8日~2月14日チャートで138位に初登場。その後3週目でいっきにTOP3入りを果たした。
1月後半より各曲・番組へのゲスト/コメント出演を積極的に行なってきたことも奏功し、FM/AM問わず幅広い範囲でオンエアを獲得していることも特筆すべきだろう。「魔法の絨毯」も毎週コンスタントにオンエアがあるなか、卒業シーズンが本格化する次週以降の「サクラウサギ」のチャートアクションとともに、より広い層へ訴求する本格的なブレイクスルーにも期待したい。
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