洋楽新人勢が興隆、世界的大ヒットのオリヴィア・ロドリゴにはリクエストも

 引き続きニューカマー勢のオンエア急伸が目立つなか、今週は洋楽勢も興隆した。先週10位から6位へ上昇したオリヴィア・ロドリゴ「ドライヴァーズ・ライセンス」は、17歳の新人シンガーソングライターによるデビューシングルにして母国アメリカやイギリスで初登場1位を獲得、世界的に大ヒットを記録している一曲だ。楽曲そのものの魅力が瞬時に世界に飛び火した、との見方もあるようだが、ここ日本でも耳の早いリスナーに響いている様子でリクエストも寄せられている。今後どう広がるか注目だ。

 先週51位から10位へ急上昇した英シンガー・ソングライター、セレステの「ラヴ・イズ・バック」は、2月26日に日本リリースを控えるデビュー・アルバム『ノット・ユア・ミューズ』からの一曲。オンエア数の大半がFM Osaka、cross fmでの大量オンエアによるものだが、こちらも全英アルバムチャート初登場1位など世界で話題沸騰中。

 10位以下でも、シェパード「ラーニング・トゥ・フライ」(-位→23位)、トミ・マルム「アー・ユー・リアル? Feat.オーレ・ブールド」(-位→38位)、ベニー・ブランコ/マシュメロ/ヴァンス・ジョイ「ユー」(-位→46位)、ポーター・ロビンソン「ルック・アット・ザ・スカイ」(-位→65位)等、日本ではニューカマーと呼べるアーティストの新曲が急伸した。

 また、こちらは既にお馴染みだが、クリーン・バンディット「ハイヤー (feat. イアン・ディオール)」が13位に初登場。さらに、先日の【第55回NFLスーパボウル】ハーフタイムショーも話題のザ・ウィークエンドが2月5日に配信リリースしたアルバム『ザ・ハイライツ』より、「ブラインディング・ライツ」(114位→34位)、「セイヴ・ユア・ティアーズ」(190位→65位)といった曲も浮上した。

 今年は復興間近の海外シーンに準じ、日本での洋楽の盛り上がりにも期待したい。


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