2021年2月10日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年2月1日~2021年2月7日 プランテック調べ)では、Hakubi「在る日々」が自身初の1位を獲得した。
“夜中、あなたに寄り添う音楽”がコンセプトの京都発スリーピースバンドが、今年発表予定のメジャーデビューアルバムから2月10日にリリースした第2弾先行配信シングル。FM NACK5、FM FUJI、Kiss FM、α-STATION、e-radio、Date fm、FM-NIIGATA、CBCラジオなど、全国多数局でパワープレイに選出されての大量オンエア獲得により、初登場1位をも飾った。
現時点ではパワープレイ選出局中心の局地的なオンエアながら、既にリクエストを複数集めている点は、楽曲自体が持つ求心力の裏付けにもなるだろう。2月いっぱいの大量オンエアが約束されるなか、次週以降、パワープレイ選出局以外のステーションへどのぐらい波及していくか注目したい。
2位はフー・ファイターズ「ウェイティング・オン・ア・ウォー」がリリース週を迎え先週73位から急上昇した。2月5日リリースのニューアルバム『メディスン・アット・ミッドナイト』からの同曲は、デイヴ・グロールが自身の娘はじめ、先の見えない世界で生きる全ての子供たちに向けて書いたという一曲。その優しくも力強く奏でられるメロディーに惹かれ、リスナー達が洋楽の新曲としては稀の多数リクエストを寄せている。
FM中心とする全国範囲でのオンエアにより、FMチャートでは洋楽久々の1位を獲得。また、結成25周年を迎える記念すべき10枚目のオリジナルアルバムということで、多数番組で特集されたことも奏功、多くの収録曲がオンエアされるなか、より彼ららしい「ノー・サン・オブ・マイン」も総合199位にチャートイン。セールスも好調のようだ。
3位はSUPER BEAVER「アイラヴユー」が先週56位から大きく上昇した。こちらも同タイトルのニューアルバムが2月3日にリリースを迎え、オンエアが急伸したかっこうだ。メジャー再契約第1弾フルアルバムということで注目度も高く、オンエアされたステーション数では今週最多のLiSA「炎」(65位→15位)に次ぐ数となったことも特筆点だろう。
また、積極的な番組ゲスト出演もあり、「突破口」(88位)、「パラドックス」(96位)、「ひとりで生きていたならば」(132位)、「自慢になりたい」(173位)と、アルバムから計5曲がチャートイン。セールスにもしっかり反映されたようだ。
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