須田景凪が全局OAで初制覇、秦基博“朝ドラ”主題歌が2位、TOP3入りのヨルシカが長期大量OAで好セールス

 2021年2月3日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年1月25日~2021年1月31日 プランテック調べ)では、須田 景凪「ゆるる」が初の1位を獲得した。

 元々ボカロP“バルーン”として活動し、代表曲「シャルル」は若い世代からの圧倒的な支持により2017年以来のカラオケランキングで常に上位入り、その後、2017年10月より現在の名義で活動している須田 景凪。公開中の映画『名も無き世界のエンドロール』主題歌に起用された「ゆるる」で、自身初のエアモニ制覇となった。

 メジャー1stフルアルバム『Billow』のリリースを翌週2月3日に控えるなかでのオンエア急伸。調査対象全てのFM/AM局でオンエアされ、広く注目された結果の圧勝だ。1月4日~10日チャートで200位デビュー以降、42位→29位→1位とおよそ1カ月かけて着実にオンエアを積み上げたこともあり、今週はリクエストも複数集まった。セールス結果にも期待したい。

 2位は秦 基博「泣き笑いのエピソード」が先週5位から上昇した。NHK連続テレビ小説『おちょやん』主題歌として書き下ろされた同曲は、1月27日にCDシングルリリースを迎えオンエアが前週から倍増した。早くもラジオ解禁された昨年11月30日~12月6日チャートで16位発進以降、13位→36位→7位→7位→12位→5位→2位とロングスパンでの大量オンエアも奏功し、また人気の朝ドラ主題歌とあり多数リクエストを集めていることも特筆点だ。

 3位はヨルシカ「春泥棒」が先週4位からの上昇。昨年春より大成建設のテレビCMソングとして現在もOA中の同曲は、デジタルシングルとして1月9日にリリースされた翌週、1月11日~17日チャートで5位発進して以降、4位→3位と常にTOP5入り。収録EP『創作』が1月27日にリリースを迎えさらにオンエアが伸びた。大量オンエアをキープしたことで、リクエスト数にもEPの好セールスにも反映されている。


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