ロックギターの可能性を革命的に広げたレジェンド、エディ・ヴァン・ヘイレンが現地時間10月6日に亡くなった。有名なライトハンド奏法のみならずそのギターサウンドもロック界に広く影響を及ぼし、多くのギタリストが彼のシグネチャー・ギターやアンプを手にしている。ギターを擁するその後の全音楽ジャンルの進化・発展に大きく寄与したといっても過言ではない存在だった。
それは今週のラジオオンエアにも色濃く表れ、誰もが知るイントロの有名曲「ジャンプ」は圏外から4位に急上昇。今週最多となるリクエストが集まると共にFM/AM合わせて30局(aikoと同数)がオンエアし、その死を悼んだ。
また、ギターソロを提供したマイケル・ジャクソン「今夜はビート・イット」が16位に急浮上した他、自身が率いたヴァン・ヘイレンでは「パナマ」(23位)、「キャント・ストップ・ラビン・ユー」(39位)、「ドリームス」(43位)、「ユー・リアリー・ガット・ミー」(43位)、「イラプション」(81位)、「ホット・フォー・ティーチャー」(81位)、「叶わぬ賭け」(124位)、「ホワイ・キャント・ディス・ビー・ラブ」(130位)と、関連曲が10曲チャートイン。他にも様々な曲がオンエアされた。
デビュー作の幕開けとなるギターソロのインスト曲「イラプション」がチャートインしたのも驚きだが、ハードロックという今やニッチなジャンルの音楽ながら、その影響力は計り知れず広範囲に及ぶことが今週のラジオチャートにも反映されている。音楽史に刻まれるエディ・ヴァン・ヘイレンの功績は、彼が遺した音楽とともに後世に語り継がれるべきだろう。他の偉人達同様、毎年の命日には欠かさず各局パーソナリティにお願いしたい。
0コメント