長期的かつ徐々に広い範囲へとオンエアが拡大していった上述の3曲を筆頭に、今週上位にチャートインしている楽曲はどれもセールスにしっかりと結びついているようだ。TOP10以下で見ても、ヤバイTシャツ屋さん「NO MONEY DANCE」(-位→11位)、前述した嵐、UNISON SQUARE GARDEN「世界はファンシー」(34位→21位)および「夏影テールライト」(-位→26位)なども同様だ。
また、(本収録となる作品の)リリースを先に控えながら既に大量オンエアを獲得し始めている、BUMP OF CHICKEN「アカシア」(-位→7位)、マカロニえんぴつ「生きるをする」(14位→14位)、JUJU「奏(かなで)」(161位→16位)といったところも結果に期待できるだろう。
“良い音楽”を漏れなく紹介するため、他局のオンエア状況をチェックしているステーションも多いラジオ業界。ユーザーが共有し合い時間をかけて盛り上がっていくストリーミングヒット曲に対し、選曲のプロによってラジオオンエアを獲得した楽曲は、曲自体にパワーがあれば短期間で訴求効果が表れるのだ。今週もプロが選んだ良質で表情豊かな楽曲が並んでいる。
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